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使われなくなったパソコンを、Linux(リナックス)で再活用する方法。

Linuxは、使われなくなったパソコンを再活用する目的にも向いています。

Linuxは目的によって、様々なディストリビューションの中から、ユーザーが最適なものを選べることが、メリットの一つです。

Linuxの中には、かなり軽量のディストリビューションもあります。

したがって最新の Windows が動かないパソコンや、動作が遅いと感じるパソコンでも、Linuxなら軽快に動く可能性があります。

先日、知人から、ノートパソコンを購入したいとの相談を受けた時のことです。

知人はパソコンを頻繁に使う人ではなく、「最低限の機能があればいい」と言っていたので、 DELL の低価格機種(4万円台)を注文してあげました。

そのパソコンは Windows7 が動くスペックでしたが、知人の希望により Vista から XP に有料でダウングレードしました。

それでも5万円台半ばで購入できました。

最近は低価格のパソコンでも十分な機能を持っています。

初心者には、中古で安いパソコンより、少しプラスして新品を買うことをお薦めします。

新品のほうが、動作速度が速いので、初心者にとってストレスにならないからです。

新しいパソコンが届くと、それまでに使っていた古いパソコンの処分に困っていたようなので、2台のノートパソコンをもらうことにしました。

1台は SOTEC(Windows98)で、もう1台は TOSHIBA(Windows2000)でした。

Windows98のほうは、ハードディスクが5GBくらいありますが、RAMが64MBしかありません。

しかも懐かしいフロッピーディスクドライブ付ですw

さすがに古いOSをそのまま使うのは、セキュリティ上心配なので、「Linux」をインストールすることにしました。

ちょうど私もテストでインストールしてみたい Linux のディストリビューションがあったので好都合でした。

最初は人気のある Ubuntu(ウブントゥ) を入れようかと考えました。
Ubuntu Japanese

最近では Ubuntu の書籍もかなり増えてきましたよね。書店でも多く見かけるようになりました。

Ubuntu magazine Japan(vol.01)


Ubuntuについてもっと探す


しかし Ubuntu のシステム要件を読むと、「少なくとも256メガバイトのRAM」と書いてあります。

ハードディスクにインストールする場合は、384メガバイトのRAMが必要です。

もらったのは古いパソコンなので、RAMの容量が足りません。いまさらRAMを増設することも出来ません。

そこで、超軽量版で有名な Puppy Linux(パピーリナックス)をインストールすることにしました。

パピーリナックス日本語版

Puppy Linux の動作条件は、CPU「Pentium 166MMX」、RAM「128MB」です。

CPUは何とかクリアしていますが、64MBのパソコンだと、それでもRAMの容量が足りません。

でもとりあえずCDから起動してみました。

Puppy Linux をはじめ、最近のディストリビューションは、CDやUSBから起動できるものが多いです。

でも・・・さすがに重い。

やはりRAMが64MBでは、チョット無理があるようです。CD-ROMの速度も影響しているのでしょう。

ハードディスクにインストールすれば、多少は速くなるかもしれません。

Puppy Linux をハードディスクへインストールする方法は、メニューにしたがっていくだけです。

でも初心者はどれを選択していいのかわからないので、Puppy Linux のオンラインマニュアルを参考にするとよいでしょう。

Puppy Linux では、パージョンごとにマニュアルが用意されています。

何とかインストールでき、パソコンを起動すると、Puppy Linux が動きました。

結果は・・・ 64MBではやはり重いです。

インストールする時に、Linux Swapパーティションを設定したのですが、遅いですね。

しかし、ちゃんと動作はします。

Webブラウザでホームページを見たり、メールの送受信は問題なくできそうです。またテキストエディターで文章を書いたり、表計算くらいなら大丈夫です。

でも Youtubeのような動画サイトは無理でした。止まった状態になります。

Puppy Linuxは、よく使うソフトウェアが、最初から使える状態になっています。

テキストエディター、ワープロ、表計算、ペイント、ドローソフト、解凍ソフトなどが、一通り揃っています。

Linuxでは、よく使われるソフトウェアの多くが、無償で利用できる点が魅力です。

もし使いたいソフトウェアが無くても、すぐにインストールできます。

人気のあるGIMP(グラフィック編集ソフト)や、Firefox(ウェブブラウザ)などのアプリケーションソフトが簡単に追加できます。

また、もう1台の Windows2000 パソコンにも、Puppy Linuxをインストールしてみました。

こちらはRAMが128MBあったので、かなり良くなりました。

それでも「少し遅いかな」とは感じますが、通常使う分には問題無さそうです。

動画はやはりキツイですね。カクカクした動きになります。

結論を言うと、RAMが64MBではかなり重いですが、128MBくらいあると、十分に使えそうです。もちろんCPUの影響も大きいと思います。

メモリーが256MBくらいのパソコンなら、もしかしたら軽快に動作するかもしれません。
(未確認ですが)

あなたも古いパソコンがあれば、Linuxで活き返らせてみてはどうでしょうか?

Linuxを始めるキッカケになるかも知れませんよ。


【補足】
Puppy Linuxと同じように、軽量版として知られている Damn Small Linux(ダム スモール リナックス)も試してみました。

Damn Small Linux

Damn Small Linuxは、起動時のメモリー消費が、Puppy Linuxより少しだけ少なくて済むようです。英語版だと、さらに軽量です。

結果は、SOTECのほうでは起動できたのですが、TOSHIBAでは起動できませんでした。

したがって Linux入門用としては、Puppy Linux のほうが、試しやすいと思います。

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