新しいパーツでパソコンを自作することもできるし、古いパソコンのパーツを集めて、組み合わせて自作することもできます。
パソコンを自作してみたい理由は、人それぞれあると思います。
・好みのパーツを集めて作りたい
・高性能のパソコンを作りたい
・安くパソコンを導入し、コスト削減したい
・古い機器も活用したい
・壊れたパソコンでも、部品は使えるかも
昔はPCを自作しても、結局は WindowsのOSをインストールするため、費用がかかりました。
アプリケーションソフトも、別途で購入する必要がありました。
だから価格的には、パソコンを自作するメリットが、あまりなかったです。
メーカーのパソコンが、今ほど安く買えなかったので、その点は自作パソコンのメリットもありましたが。
また自作パソコンの場合、パーツごとの保証はあるものの、パソコン全体としての保証はありません。
以前のパソコンの部品は、故障することもよくありました。
だからパソコンを自作するのは、一部のユーザーに限られていました。
私も一度に20台ほどのパソコンを組み立てた経験がありますが、1台~2台くらいは、部品の初期不良で、動きませんでした。
ところが最近は、Linuxの普及で、状況が変わってきました。
まず、無償のLinuxディストリビューションなら、OSの導入費用はタダです。
バージョンアップも無料で行なえます。
それに必要なアプリケーションソフトは、ほとんどが無償で入手することができます。
オフィスソフトや画像処理ソフトなど、一般的によく使われるソフトウェアは、一通り揃っています。
最近はパーツの品質も上がり、故障も少なくなりました。
組み立ても簡単なので、素人でも比較的簡単にパソコンを自作できます。
Linuxパソコンなら、新品のパーツを使っても、1万円台から本体が作れます。
「パソコンの自作 2010年 10月号」によると、合計で17,400円台でできるようです。
今は「自作パソコン」に関する本がたくさん出ているし、インターネットで部品を購入することも可能です。
↓詳しくはこちら
・パソコン自作で検索
【補足】
パソコンを自作する時は、パーツの相性に注意してください。
特に部品を別々のお店から購入する時は、組み合わせて動くのか、確認してからが良いでしょう。
同じお店で部品を買えば、店員に相談できるメリットがあります。